自分は何になるんだろうか?自分はどこへ向かっているんだろうか?
常に人は、自問自答を繰り返し生きています。
あなたは、人生とは何かと問われれたとき、何と答えるだろう?
キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆきます。
テーマは「闘い」です。
自分自身、常に、力の源は反骨心でありたいと思いながら生きていますが、その気持ちを毎日キープすることはなかなか難しいものです。
本作からは、闘いの姿勢と勇気の気高さを学びました。
闘いとは「道のり」であり、終わりなき「挑戦」を意味します。
自分の内にあるものと外にあるものは確実に何かで繋がっていて、外にあるものは内なるものの投影であると言えます。
本作を通じて、闘いを楽しむためには、「勇気」と「恐怖」の両方が必要なのだと思いました。
勇気は原動力となり、恐怖は考察力となる。
是非、ヘミングウェイの名作を読んで、内にあるものと外にあるものの両方について、感じてみるのはいかがでしょうか。
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