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ワクワクプロデュースとは
◎人は誰かをワクワクさせることでワクワクできる生き物である。
ワクワクという言葉を辞書で調べると「期待や喜びで心が弾んで落ち着かないさま」と出てきます。
ワクワクすると、居ても立っても居られない。
それをやりたくてやりたくてたまらない。
誰かに届けたくて届けたくてどうしようもない。
そんな衝動を行動に変えていくことで、世の中を幸せにしていくことを「ワクワクプロデュース」と呼びます。
ワクワクプロデュースの重要なポイントは、他人をワクワクさせることだけではありません。誰よりも自分自身がワクワクできることが重要です。
人間の脳は、自分以外の誰かに喜んでもらうことで、自分自身も嬉しくなるようにできています。
有名な「マズローの欲求5段階説」によると、人間の欲求は5段階に分類ができると言います。
・生理的欲求
・安全欲求
・社会的欲求
・承認欲求
・自己実現欲求
自分の中に独自の評価基準を築き、必要以上に他者からの承認を求めず、その上で世の中の役に立つ喜びをモチベーションに変えていくことが、ベストな状態です。
4番目の欲求である「承認欲求」と5番目の欲求である「自己実現欲求」を、バランスよく実現させながら、結果を残していくことが理想的です。
◎ワクワクプロデュースにおけるマインドセット
プロデュースを継続していく上で非常に重要となってくるのが、誰かがワクワクしてくれることで、自分もワクワクすることができるような精神状態を保つことです。
・誠実に向き合う
・素直に受け入れる
・仲間のメリットを考える
◎ネガティブこそが原点
ワクワクする気持ちは、とてもポジティブな気持ちです。そして、何かを生み出す原動力だと考えます。
しかし、その気持ちは、常にポジティブなキッカケから生まれてくるとは限りません。
ワクワクとは、「惑湧」という2文字の感じに置き換えることができるのではないかと考えます。
【惑】とは「まどい」や「煩悩」のことを意味します。【湧】とは、言葉の通り、「わいてくる」ことを意味します。
つまり、まどいや煩悩が湧いてくることこそが、「ワクワク」することの原点なのです。自分や他の誰かが、とまどったり悩んだりすることがあって初めて、それをどのようにスッキリさせようか、解決しようか、というステップに移ります。何も感情の起伏のないところからは、何も生まれません。
【惑】というネガティブなキッカケがあってこそ、生まれるのが「もっと気持ちよくなりたい」「楽しませたい、喜ばせたい」という感情です。それを具現化していこうというポジティブな気持ちに変えていくことこそが、ワクワクプロデュースのスタート地点です。
◎ワクワクスパイラル
ポジティブな気持ちに気づき、具体的に行動ができた後に課題となるのが、それを維持し、さらには、新しいワクワクに発展させていくことです。
人は、とても「飽きやすい」生き物です。「慣れやすい」と言い換えることもできるでしょう。
同じことでは感動できないのです。何か新しい要素が必要になります。築き上げたものをベースにして、随時、要素を追加していかないと、維持継続はできないのです。
そのためには、何が必要でしょうか?
その答えは、ずばり「ひとりでやらない」です。
ひとりで、ワクワクに向き合い続けることは、とても厳しい作業です。共感してくれる仲間を巻き込み、共に取り組んでもらえる環境を作ることが、持続と成長のためには不可欠と言えます。様々な能力や考えが化学反応し、自分の想像の範疇を超えているワクワクを連続して作り出していくこと。それこそが「ワクワクスパイル」。最強の必殺奥義となるでしょう。