優れたネーミングは、奥深いイマジネーションを誘発する

世の中には、カッコいい人やすごい人がたくさんいます。カッコいいものやすごいものもたくさんあります。

それに気づかずに見過ごしてしまうことも多々あると思いますが、限られたチャンスの中で出会った一冊には、パワーがあります。

刺激あるものに出会った時、その出会いからの影響を大切にしながら、常にそれらを自らのエナジーに変換して生きたいものです。

最近、とてもハイセンスでオシャレなものを発見しました。

偶然、古本屋さんで発見した、金沢 靖さんの『48H』という書籍を読んでみた。

四十八手が写真入で解説されているのですが、昔の人のネーミングセンスは相当ハイレベルです。

志がらみ、椋鳥、空竹割、かげろう、みだれぼたん、花菱ぜめ、こぼれ松葉、菊一文字、出船後ろ取り、卍くずし、入船本手、横笛、〆込み千鳥  etc...


響きと意味合いがすばらしいです。優れたネーミングからは、奥深いイマジネーションが生まれます。

稚拙な下ネタで喜んでちゃだめだわ〜と日々の自分を反省してしまいます。世界中から、高く評価されている春画をはじめ、日本古来の「エロ」からは、非常に学ぶべきポイントが四十八手をすべて覚えてたら、相当オシャレ。

そして、使いこなせれば、

そうとうカッコいい。

ラフメイカー

なんでもないものと なんでもないものとのあいだに かけがえのないものをはっけんする