闘いの姿勢と勇気の気高さ

自分は何になるんだろうか?自分はどこへ向かっているんだろうか?
常に人は、自問自答を繰り返し生きています。
あなたは、人生とは何かと問われれたとき、何と答えるだろう?

ヘミングウェイ「老人と海」

キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆきます。

テーマは「闘い」です。

自分自身、常に、力の源は反骨心でありたいと思いながら生きていますが、その気持ちを毎日キープすることはなかなか難しいものです。

本作からは、闘いの姿勢と勇気の気高さを学びました。

闘いとは「道のり」であり、終わりなき「挑戦」を意味します。

自分の内にあるものと外にあるものは確実に何かで繋がっていて、外にあるものは内なるものの投影であると言えます。

本作を通じて、闘いを楽しむためには、「勇気」と「恐怖」の両方が必要なのだと思いました。

勇気は原動力となり、恐怖は考察力となる。

是非、ヘミングウェイの名作を読んで、内にあるものと外にあるものの両方について、感じてみるのはいかがでしょうか。

ラフメイカー

なんでもないものと なんでもないものとのあいだに かけがえのないものをはっけんする