規制への反撥と偽善的権力への憤り

間も無くオリンピックということで、ランナーものを読んでみた。

反骨精神剥き出し小説『長距離走者の孤独』です。

クロスカントリー競技会で優勝を目前にしながら走るのをやめ、感化院長などの期待に見事に反抗を示した非行少年スミス。

社会が築いたさまざまな規制への反撥と偽善的な権力者に対する憤りを描いた本作。


短編ですので、さくっと読めます。

文章のパワーがすごいので、気持ちが落ち気味の人は読まないようにして下さい。(笑)

ラフメイカー

なんでもないものと なんでもないものとのあいだに かけがえのないものをはっけんする